私が住んでいる町の小さな教会の掲示板には、教会らしからぬ(?)投稿が張り出される事があり、道行く人々が足を止めて読んでいる姿をよく見かけます。
先日、こんな文がありましたのでご紹介します。
「道徳の授業が必要なのは
教室より霞ヶ関です。
嘘つき、改ざん、罵詈雑言(ばりぞうごん)
大人が子供に学びましょう。」
思わず、その通り!と思ってしまいました。
道徳が今年から他の科目と同じように、5段階で評価されるようです。
道徳心は心の問題です。
一体どうやって子供たちの心の動きを評価するのでしょうか。
これらは、文科省の肝入りで進めてきたカリキュラムです。
文科省は今、森友・加計問題で揺れています。
学校現場の先生方はどう子供たちに教えるのでしょうか?
「文科省のおじさんたちのような嘘はいけません。
仕事を辞めさせられます。」
と教えるのでしょうか?
きっと頭を抱えているでしょう。
私にも三人の息子がいますが、一人前の人間に育てることは本当に大変な事業です。
ちなみに、文科省の道徳の副教本にこんなことが書いてありました。
「子供は言葉で教えた通りには育ちません。
大人の後ろ姿を見て、その通りに成長します。」
“反面教師”という言葉があります。
願わくは子供たちが世の中の様々な矛盾に負けることなく、
まっとうに、強く正しく成長することを祈るのみです。
就労移行支援施設すずかぜ
施設長・講師 大城 豊