認知行動療法を説明するにあたって、「スキーマ」という言葉を聞かれることがあると思います。
今回は、この「スキーマ」に触れてみたいと思います。
いろいろな刺激に対してどのように考えるか、どんな行動をとってしまうのか、どのような気持ちになるのか等々「影響を与える知識の枠組み」と言えばご理解いただけますか?
つまりは
「考え方の癖(くせ)」
です。
スキーマには「自動思考」が関わってきます。
同じことを聞いても、楽観的にとらえる人と悲観的にとらえてしまう人がいますよね。
他人からのちょっと指摘をされただけで、仕事の能力や人格を否定されたように感じたり、自分とは関係のないことまで自分に原因があるように思い込むなどがそうです。
それらは人それぞれい違います。
おもにその人の生い立ち、受けた教育・環境などが影響しています。
それが、経験的に強い場合は「信念」と表現したりもします。
積もり積もると、潜在化することもあるでしょう。
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